ひとりごと
出かけるようになりました
2025.04.07

こんにちは。
対話じかんのあさみです。
今日は自由気ままな
「ひとりごと」のカテゴリで、
最近の変化について
書いてみたいと思います。
限りなく個人ブログ的な
内容になりますので、
ご興味のある方は
読んでみてください。
さかのぼること
1年半前の
2023年10月中旬頃。
突然不調に見舞われました。
症状が表に出たのは、
もちろん今までの蓄積が
原因なのでしょうが、
私にとってはまさに
青天の霹靂
(へきれき)であり、
その日から
外に出られないほどの
不調になりました。
私の不調については、
これまでも
魂さんとの対話や
ひとりごとの記事で
何度も書かせて
もらっているのですが、
本当にその日を境に
突然生活が
一変したのです。
あまりの身体のつらさと
先の見えない不安に、
心は塞ぎ込み
鬱っぽくなり、
性格まで大きく
歪ませてしまうほどの
苦しい苦しい日々でした。
2024年の1月より、
症状は一層悪化していき
この峠とも言える
最も苦しかった季節は
8ヶ月以上続きました。
この間、
既存の医療ではない
ありとあらゆること
(たとえばサプリやCS60、
鍼灸、入浴方法や湯治、
ケトジェニックや糖質制限
といった食事療法等)を
約3ヶ月ごとに
試していきましたが、
これといった
決め手のないまま
一進一退の
日々が続きました。
※あくまで私個人の体験であり、
これらに効果がない
という意味ではありません
不調になってから約1年。
2024年の10月、
食養生という方法に
出会いました。
母の友人が膝の痛みで
ほとんど歩けず
家の中を
這っていた状態から、
食養生をしたことで
外出できるまでになったと
聞きました。
藁にもすがる思いで、
私も本格的に
それに取り組み、
食事の立て直しを
スタートしました。
食養生をスタートしてから
約5ヶ月半。
今や私の体は
見違えるほどに回復し、
ただただ
食養生の凄さに畏怖し、
心の底から震える思いです。
外は春です。
近所の公園を歩きました。
たった1回の春を
体験していないだけなのに、
何年も春を見ないまま
冬眠していた動物が
ようやく外に
出たかのような心地です。
目に映る
すべてのものが美しく、
キラキラとして見えます。
あぁ春って
こんな感じだったんだなと、
春の持つ
すべてのディテールに
いちいち感激しています。
私の中では、
不調になった
一昨年の秋より
季節や時間が
ごっそりと抜け落ちており、
あれ?
夏はどこに行ったんだ?
秋はいつ終わったんだ?
と迷子のような
心細さがあったので、
なおさらすべてが尊く、
力強く感じられます。
少し話は逸れるのですが、
とってもユニークなバンドに
神聖かまってちゃんという
グループがいます。
アニメ「進撃の巨人」の
主題歌を歌う彼らの楽曲に
「美ちなる方へ」
というものがあり、
その歌詞の中に
「出かけるようになりました」
というフレーズがあるのですが、
この記事を書く際に
ふと浮かんだそのフレーズを
そのまま
タイトルにしてみました。笑
まだ回復8割ほどの
ところにはいるのですが、
ひとまず出かけられる
レベルにまで
回復したことが
涙が出るほどに
嬉しいのです。
実際電車に乗り、
車窓から見える
大好きな山を目にしたとき、
その美しさに感激で
泣けてきました。
以前の記事でも
書いたように、
医薬品に頼っていた
自分を見直し、
根本的に治したい、
本来の力を取り戻したい
とスタートしたことですが、
今回の経験を通じて
「安易に医薬品には
依存しない」ということを
身をもって味わいました。
そして
「食事が病をつくり、
食事が病を治す」
という貴重すぎる体験を
させてもらっています。
この18ヶ月間、
これほど1日1日が
長く重たく感じたことは
ありませんでした。
先の見えない
真っ暗闇の中で、
いつになったら
回復するのかと
遅々とした歩みに
何度もくじけそうになり、
途方に暮れました。
何度母に
不安をぶちまけ、
何度夫に
「◯にたい」と漏らしたか
数え切れません。
1分でも1日でも早い
回復ばかりを
願っていましたが、
冷静に考えてみると、
もし仮にあっという間に
不調が回復していたら、
私は決して食養生には
たどり着いて
いませんでした。
正しい食事を
身につけることなく、
あっという間に
「ちょっとぐらいならいいか」
と元通りの食生活に
戻っていたことでしょう。
それほどまでに
食生活を根本から正し、
身につけることは
容易ではありません。
すぐに今まで繰り返し
口にしていた
完全に中毒している
食に戻れます。
意思の力より
中毒の力の方が
ずっとずっと
強力であることを
はじめて知りました。
今となっては、
私には最低でも
この18ヶ月という
時間が必要だったのだと、
よくよくよくよく
分かります。
もっと大変な不調に
見舞われている方も
いる中で、
偉そうなことは
何も言えないのですが、
私に起こった変化として、
不調になったことで
もっと広く深い視野を
持つことができました。
また世の中にいる人や
周りの人に対して、
優しい心で見ることが
できるようになりました。
生きていることは
本当に尊いし、
その人それぞれに
体験している
あらゆることは
本当にすごいことだと
感じます。
私が実践し、
この先一生続けていく
食養生に関しては、
また別の機会で
紹介させてもらうとして、
今回は
「出かけるように
なりました」と言える、
苦しみの渦中から
少し距離を
置けるようになった
最近の自分について
書いてみました。
今日も読んでくれて、
どうもありがとうございます。