ひとりごと
わたしと食養生
2025.06.16

こんにちは。
対話じかんのあさみです。
今日は自由気ままな
ひとりごとのカテゴリで、
私がこの
約8ヶ月実践している
”食養生” について
語りたいと思います。
今日ご紹介する
”食養生” は
私個人の体験であり、
これを読んでくれる方に
強く勧めたいであるとか、
これが全てです!
と言うつもりは
一切ありません。
あくまで
こういった
食事法があって、
それをとても
気に入っています。
という
食養愛についての
内容です。
私自身正式に
”食養生” を学んだ訳では
ないため、
巷に言われるところの
”食養生”とは異なる点が
多々あるとは思いますが、
気軽に読んでみてください。
私が ”食養生” に
出会ったのは
昨年10月であり、
スタートして
約8ヶ月になりました。
しかしこの間、
本当にゆっくりとした
ペースではあるのですが、
体は確実に変化していき、
以前の記事でも
書かせてもらったように
今や外出できる
レベルにまで回復しました。
まだ全快という
訳ではないですが、
この食事を続けていれば
必ず良くなるという
確信があります。
今の私にとって、
この確信ほど
心強いものはありません。
食養(食育)の祖と呼ばれる
明治時代の軍医、
石塚左玄の研究における
第一人者であり、
自らも実践者である
医学博士、
沼田勇さんの言葉に
「すべての不調は
血液の汚れにある」
というものがあります。
この言葉を聞いたとき、
日々体が不調を味わう中で
深く心に響き、
本当にその通りだと
腑に落ちる思いがしたので、
本格的にこの食事法に
取り組むことを決めました。
とはいえ
大げさなものではなく、
単純な私は
「血液をキレイにする食が
食養である」
と捉えており、
それを実践しています。
今私が一番
意識していることは、
簡単に言えば
「いかに血をキレイにするか?
いかに血を汚さないか?」
ということです。
食養の視点から見直せば、
一般的な戦後の家庭料理や
外食など、
かつての私が「これが食事」
と思い込んでいた
あらゆるメニューは
血を汚す内容に溢れており、
舌だけが求める美味しさや
簡単便利でお得!
という魅力を
追求すればするほどに、
食養とはかけ離れたものに
なっています。
内科医で漢方医でもある
内海聡さんは、
食事が原因で生じる病気を
”食源病” という言葉で
表現しており、
まさしく
現代の食が原因で
多くの人が
病気を生じさせています。
もちろん病気を作るのは、
日々の喫煙や飲酒、
添加物や農薬、
遺伝子組換え食品、
電磁波、放射性物質、LED、
マイクロプラスチックなど、
あらゆる要素が
存在していると思います。
こういった
物理的な原因だけでなく、
心の部分も
大きく関係していますし、
一般的に
病気になる最たる原因は
「加齢や遺伝によるもの」
という見方も
根強く存在します。
ただ、こういった様々な
原因と考えられる要素を
理解してもなお、
圧倒的な力でもって
食の歪みが
病気を生じさせていることは、
多くの人も
感じるところでは
ないでしょうか。
血を汚す食に
溢れている現代において、
食源病になることは
健康であることより
ずっとずっと簡単です。
そこで私は
自分の不調を改善するため、
巷にある
食源病的な食事とは
距離を置き、
まずは自分の血を
キレイにすることを
第一とした食事に
取り組んでいるわけです。
ここで私が
食養を行う上で、
参考にさせてもらったものを
いくつかご紹介します。
◯秋山龍三著:
「食事を正せば、病気、
不調知らずのからだになれる」
私は数年前に、
この素晴らしい本に
出会いました。
伊豆の山奥で
食養を目的とする施設を
運営されていた
秋山龍三さんと、
この施設で
実際食養を体験された
山田剛さん、
草野かおるさんの共著です。
食養を軸に多くの
不調を持つ方の健康改善を
手助けしてきた実績と、
どうすれば食事を
改善していけるかについて
具体的に書かれてあり、
非常に役立つ
内容になっています。
◯沼田勇著:
「病は食から」
先ほどご紹介した
生化学者であり
医学博士でもあった
沼田勇さんの著書です。
「自然食運動」の源である
明治の食養家・石塚左玄の
思想を解説しています。
初版は1978年とやや古く、
内容に時代背景の
差異はありますが、
日常での食養や
実際治療を行う上での
食養法などが
詳しく書かれた一冊です。
◯若杉友子著:
「これを食べれば医者はいらない」
30年以上にわたって
日本人にとっての
正しい食事とは何かを
研究・実践しつづけている、
食養研究の第一人者である、
通称若杉ばあちゃんの、
シンプルで力強い
メッセージは分かりやすく、
日本人にとっての正しい食を
思い出させてくれる内容です。
◯吉野敏明チャンネル
日本の病を治す
通称よしりんこと、
歯科医師である
吉野敏明さんは
自身のYoutubeの中で、
小麦・植物油・乳製品・砂糖を
”4毒” と呼び、
”4毒フリー”
といったネーミングで
分かりやすく
食事を正すための知恵を
発信しています。
今や多くのファンに
支持されており、
Youtubeという
誰でも気軽に
アクセスできる媒体で
入りやすく、
食事を改善するための
第一歩を
非常に分かりやすく
伝えています。
今私が実践している食養は、
よしりんが提唱している
4毒フリーはもちろんのこと、
動物食を少なくして、
ごはんと味噌汁、漬物を
中心とする食事です。
秋山龍三さんが
指導していた食事を
一番参考にしています。
食養を始めて
数ヶ月足らずで、
一緒に食養を
楽しんでくれている
夫や娘のプチ不調は
あっという間に
全快しましたし、
家族それぞれに
実感があるからこそ
続けられるという
好循環を生んでいます。
私は食養を実践する中で、
大好きだった
田舎の祖母がつくる
ご飯が思い出されます。
ごはん、味噌汁、漬物が
中心の献立は
くる日もくる日も同じ内容で、
それは一切映えない
メニューでした。
けれど祖母は
入院も病気もすることなく、
病院とは無縁の人生、
ピンピンコロリの
大往生をしました。
今になってようやく、
あの食事がいかに贅沢で
豊かだったかを
理解するのです。
お米、野菜、漬物、
味噌、お茶などすべてが手作り、
野菜は採れたてをシンプルに
食べるものばかりで、
それらは
エネルギーの塊でした。
残飯を食べて
庭を自由に走り回っていた
鶏の玉子の味は
忘れられません。
あの玉子の味を
知っているからこそ、
スーパーで売られている
普通の玉子が
とにかく苦手で
食べられない子どもでした。
水道をひねって出てくる水は、
山から湧き出す
信じられないくらい
美味しい水だったので、
帰省後姉妹で
真っ先にすることが
水をゴクゴク飲むことでした。
その水を飲むだけで、
心身が生き返るような
思いがしました。
私の食養は
そんな祖母が口にしていた、
あの食卓を理想としています。
あの祖母ごはんこそが
私の食養の先生であり
お手本になっています。
もちろん私の食事は、
祖父母のように
すべてが手作りで天然水
という訳ではありません。
けれど毎年、
自然栽培の大豆で
味噌を仕込んだり、
梅干しや漬物は
自家製にしたり、
調味料は
天然醸造にこだわる
蔵元さんから購入したりと、
できることから始めています。
舌だけが美味しい食、
学校給食や家庭料理、
数え切れないほどの飲食店。
私は何の疑問もなく
ずっと利用してきました。
こうして
食べられること自体が
本当に有り難いことだと
思っています。
けれど、すべての
原因ではないにせよ、
今の不調があります。
随分と
遠回りをしてきましたが、
今こそ食事を正すことで
心身を根本から整える
タイミングに来たのだと
感じます。
一生続けていくであろう
この ”食養生” にたどり着き、
実践を続けているのは
他でもない
私の不調が発端です。
「不調はギフトである」と
魂さんが
いつも言ってくれている
言葉の意味の
一端を知る思いです。
食養生に
ご興味のある方は、
Youtubeや本など
一度チェックして
みてくださいね。
今日も読んでくれて、
どうもありがとうございます。