ひとりごと

買い物は投票?

2025.09.01

ひとりごと 買い物は投票?

こんにちは。
対話じかんのあさみです。

今日は自由気ままな
ひとりごとのカテゴリで、
私が最近知った
「買い物は投票になる」
というテーマについて
書いてみたいと思います。


日々無意識に行っている
買い物という行為。

必要なもの、欲しいもの、
価格や口コミ、サービス、
どこで買うか?など
買い物にまつわる
切り口は
無数にありますね。



今日の夕飯の
材料を買おう。
学校で上履きが
必要だから買おう。
ボーナスが入ったから
欲しかった
バッグを買おう。などと、
その人なりの
理由や感情を持って
買い物をしている
訳ですが、

それと同時に、
買い物という行為は
その商品の企業や
生産者に対する
応援となり、

いわば
”投票” という側面を
持っていることを
知りました。


こういった
買い物には ”投票” という
捉え方がある
ということを、
私は1年ほど前に
知ったのですが、
すでにご存知の方も
多いのではないでしょうか。



週1回はファストフードを
利用する、
毎日コンビニへ行く、
毎回醤油は
このメーカーのものを買う、
野菜は産直を利用する、
お菓子は
ついつい同じものを
買っているなど、

こういった何気ない購入が
それら企業や生産者への
貴重な一票となり
応援となっています。


つまり私たちは
購買を通して
その企業や生産者を
支持しており、
利益に貢献している
ことになります。



購入することが
メーカーの利益となり
応援となることは、
考えてみれば
当然のことなのですが、

果たして
どれくらいの人たちが
そのことを意識して
買い物しているでしょうか。


単純に言えば、
大手のフードチェーンや
大手メーカーなど、
大手と呼ばれるところは
それだけ多くの支持者を
集めている
ということになります。


私は食養生を
スタートした昨年に
「買い物は投票」
という側面を知り、
自分の購買行為を見直す
きっかけをもらいました。

私はどんな企業を
応援したいのだろう?
どんな商品を
今後も使いたいのだろう?
食べたいのだろう?
と見直してみたのです。


例えば私の大好きな
”豆腐” という食品。

スーパーに並ぶ多くの
豆腐のラベルには
”国産大豆” という
キーワードが
書かれてありますが、

大豆の約9割は
輸入と言われています。

どうしてここまで
多くの商品に国産が
使われているのかは
疑問ではありますが、

基本的に本物の
国産大豆の豆腐は
値段が他のものに比べて
高くなります。



私自身、
色々なメーカーの
豆腐のラベルや
味を見ていく中で、

ようやく本気で
プライドを持って
国産大豆にこだわっている
豆腐メーカーがなんとなく
理解できてきました。


そんなメーカーには
今後も頑張って
もらいたいので、
私は購入という
行為を通して
投票します。



また食養生のおかげで、
より一層調味料に
こだわるようになり、
色々なメーカーを
実際見に行きました。

夫も私と同じように、
実験が好きで
好奇心旺盛な
タイプですので、

実際見に行ってみようと
ドライブのついでに
立ち寄ったりして
メーカーめぐりを
していきました。



醤油の産地である
湯浅や小豆島などを訪れ、
木樽づくりで
昔ながらの製法を守り、
国産の材料に
こだわっている
メーカーを中心に、

可能なところは
見学させてもらったりして
見ていきました。

たったひとつの
調味料である
醤油であっても、
実際訪れることで
いかに
奥が深い世界なのかを
少しずつ理解できて
きたように思います。



私の育った実家では、
母がいつも
同じ大手メーカーの醤油を
使っていたので、
そういうものだと
思い込み
踏襲してきましたが、

本気で本物を作っている
蔵元を見ていくと、
いかに私が
無知なまま安直に
購入していたかを
思い知ります。



もちろん、大手メーカーや
大手フードチェーンなど、
大手と呼ばれるところを
否定するつもりは
ありません。

大手に助けてもらって
生活している部分は
大いにあると
感じています。


けれど、
醤油という調味料
ひとつとってみても、
メーカーによって
材料の質や産地、製法、

なにより
”想い” の部分には
それこそ
雲泥の差があります。



醤油を皮切りに、
次はお酢のことを調べて、
製法やどんなメーカーが
あるのかを知ったり、
蔵元から直接購入したり
していく中で、

次はみりん、味噌、
麹などに波及していき、
今まさに知っていく
過程を経ています。

好奇心旺盛なタイプの
私としては、
これが楽しくて
仕方ないのです。


本物を守ろうと
作っているメーカーの
意地というかプライドに
触れるたびに、
本当に感激します。


そんなメーカーや企業を
応援したい。

何代も続いている
蔵元やプロたちが
作り続けてくれることは、
自分や家族の健康を
守ることのみならず、

日本の素晴らしい文化や
宝ものを残すことにも
つながります。



ついつい
無意識に行っている
買い物だからこそ、
妥協や惰性まかせにせず、

たったひとつの
商品からでもいいので、
本物を買っていければと
思います。



以前書かせてもらった
食養愛ではありますが、

食養生が教えてくれたことは、
食べ方や
レシピだけではなく、
本物の作り手と
出会うことでもありました。

いいこと尽くしの食養生で、
昔から続く日本の食には
素晴らしい知恵が
詰まっており、
私の中でその魅力は
増すばかりです。


日々購入している
様々な商品は、
その企業への大切な一票に
なっているかと思うと、
買い物という行為は
なかなか
奥の深いものですね。

今後どんな企業や
メーカーを
応援していきたいか?

推しメーカーを探すことは、
宝さがしによく似ていて、
とても楽しく
ワクワクします。


皆さんにはどんな
推しメーカーが
あるでしょうか。


今日も読んでくれて、
どうもありがとうございます。

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