対話メッセージ

自分の幸せルートに乗る①

2024.10.14

対話メッセージ 自分の幸せルートに乗る①

Q.
愛する魂さん
教えてください。



ここ最近
感じていることなのですが、
「自分にとって理想の人生」
をイメージしても、
うまくそのイメージが
持てません。



”私の夢のくらし”
といった
抽象度が高く、

ぼわっとして
掴みどころの
ないもののように
感じられたり、

心のどこかで
これは不可能だと
感じられたり、

また一方で、
いつまでに
〇〇を達成するといった
目標のようになってしまい、

そうなると息苦しく
楽しさがありません。


”理想の人生” が
ふわふわとしたイメージの
ただの「夢」になったり、

期限や目標といった
「タスク」といったものに
なったりと、

両極端に振ってしまい、
いい具合のバランスが
見つけられません。



魂さん、
”理想の人生” とは
どのように
イメージするもの
なのでしょうか。

教えて下さい。






A.
愛するあなた、
おはようございます。



今回の問いは、
自分にとって
ベストな人生を
イメージしても、

夢想と現実の
どちらか一方に
偏ってしまい、
なかなかイメージしにくい。

という内容であると
理解しました。



では、今日も早速
対話をスタートしましょう。



いつものように
深呼吸してリラックスし、
自分の内側を
整えることから
スタートしましょう。


多くの人は、”理想の人生”
というキーワードから、
山手の戸建て、
年収〇〇円、
カッコいい車、
◯◯が欲しいなど、
自分の欲しいモノ、
具体的なモノを挙げます。


もちろんこういった
モノから入るイメージも
間違いではありません。



ただ気をつけて
もらいたいことは、


年収〇〇円、
◯◯に合格する、
◯◯を手にいれる、
結婚する、
ライフワークをするといった、

あくまで人生の
プロセスであるはずの対象を
ゴールのように
捉えてしまうことです。



年収が〇〇円になるのも、
ずっと欲しかった
◯◯を手にいれるのも、
合格したい学校や
資格をパスするのも、
これらはあくまで
通過点です。



本人だけが信じている、
幸せになるための方法が
いつしか人生の
目的になってしまうことで、

理想の人生というものが
とても息苦しく
狭小になってしまいます。



あなたが
今すぐすることは、
自分が
幸せになるための方法が
人生の目的に
すり替わっていないかを
確認することです。



一番わかりやすい
例えとして、
「結婚したい」
というものがあります。


本人にすれば、
結婚することで、
自分の人生を
より幸せに生きられると
思い込んでいるのでしょうが、

結婚は
あくまで通過点であり、
本当の結婚とは生活であり、
結婚したときからが本番、
スタートなのです。

ここを
勘違いしないことです。



あなたが自分にとって
「理想の人生を生きる」
という壮大なテーマの中で、

受験する、就職する、
結婚する、出産する、
新しい家を買う、
新しい車を買う、
年収〇〇円にする、
ライフワークを
スタートする等は、

すべてプロセスであり
ほんの小さな
通過点に過ぎず、

まるで人生のゴールや
目的のようになっている
これらのことは
どうでも良いことです。



人によっては、
これらの人生イベントに
なっているようなことを
どれも通過せず、
手に入れずとも、

本人が自分の人生に対して、
充分に幸せを
感じられるなら

それ以上に
素晴らしいことは
ないのです。



イヤイヤした受験、
不本意だった就職、
なかなか難しい結婚生活、
思い通りにならない
子育てなどの経験は、

その経験をする本人が
望んでいることであり、
以前も伝えたように、
「経験は至上」という

観点においては
素晴らしいことです。


ですから、
これらの経験を
否定する気は
一切ありません。



しかし、
どのような状況であれ、
あなたが自発的に行える
唯一の姿勢は
「自分を幸せにする」
ということであり、
自分の幸せのために
生きていくことです。



けれど多くの人は、
「自分の幸せな人生」
というルートから
外れたままでもなお、

未知と幸せを恐れて
その場所に
居続けるようなことを
選択しています。



経験は至上です。

しかし、その選択は
今の自分を幸せに
しているものなのか。



今握りしめている
その立場や関係、
モノや、環境などは

”自分の幸せな人生” という
ルートに乗っているのか、
たえず確認が必要です。



今一度立ち止まって、
自分は何が好きで、
何をしたくて、
どういった生き方が
自分を幸せにするのかを
見直してみましょう。



本当に結婚したいのか?
それはただの
両親や周りからの
プレッシャーで
そう思っているだけなのか?

本当にこの土地に
住み続けたいのか?
ただの利便性だけを
優先したものなのか?


過去に周りから評価され
立派だと思えたこの仕事は、
本当に自分が
したかったことなのか?


あの頃、
ベストと思えたこの選択は、
今の自分にとっても
ベストと言えるのか?


など、
自分という存在を
多面的かつ立体的に
見直すことです。



繰り返しになりますが、
あなたから行動を起こせる
唯一のことは、
「自分を幸せにする」
ということです。

これがつまり
”理想の人生” を生きる
ということです。


これはどの
人生テーマよりも
重要であり、
そして壮大です。


自分が幸せに生きるという
中心テーマに基づいて、
この先を
イメージしてみることです。



私が伝えた
ここまでの内容は、
比較的に大きな視点から、
本当に今自分は
幸せのルート上にいるかの
確認を行ってもらう
というものです。



後半はここにいる
自分という存在の
足元から、
より具体的に
イメージしてもらいます。


後半②につづく。

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