対話メッセージ
天災から身を守る方法
2024.07.15
Q.
愛する魂さん、
おはようございます。
全国各地で地震が起こり、
被災されている
方たちもいる中で、
いつ何時自分の身にも
起こるかも知れない
災害に対して
不安を感じる私がいます。
私はどうすれば
良いのでしょうか。
教えてください。
よろしくお願いします。
A.
愛するあなた、
おはようございます。
今日も晴天の
素晴らしい朝ですね。
今日もこうして
対話できることを
嬉しく思います。
いつ何時、自分の身に
起こるかも知れない
天災について
不安を感じるとのこと。
よく分かりました。
このことについて、
今日は共に
見ていくことにしましょう。
国内では、
地震による天災に始まり、
今や世界各地で
異常気象や
戦争も起こっており、
そちらに目を向けると
不安になるのは
当然のことです。
最初に言っておくと、
こういった
あらゆる厄災から
完全に身を守る方法は、
残念ながらありません。
厄災に見舞われることは、
ときにカルマの解消として
作用したり、
本人が
生まれる前に決めてきた
チャレンジであったり、
寿命であったり、
また地球による意思
というものも存在しており、
その理由は
様々かつ複雑なのですが、
それは
「厄災に見舞われる」
ということも
ひとつの壮大な
プログラムだからです。
こういった理由から、
厄災から
完全に身を守る方法
というものは存在しません。
そう言い切ってしまうと、
身も蓋もない気がしますが、
これが真実です。
それを踏まえた上で、
今日は私から
「厄災から身を守る」
という観点において、
大切なポイントとして
2つお伝えしようと思います。
大災害や
戦争などが発生したとき、
あなたの持っているもの、
そのほとんどが
役に立ちません。
高級車に乗っていたから
津波から逃れられた。
立派な家に住んでいたから、
火災から免れられた。
持ち物を
たくさん持っていたから
命が助かった。
といったことは
一切ないのです。
仮に命が助かったとしても、
あらゆるインフラや
ライフラインが絶たれた状況で、
どうやって命を
つないでいけるでしょうか。
避難所に行って、
救援物資を待つのも
方法かも知れませんが、
大規模な被害の場合は、
助けに行く方も
被災していたり、
道が寸断されていたりと、
必ず助けてもらえる保証は
どこにもないのです。
では、ここでひとつ
あなたに尋ねます。
生きる上で
一番大切なのは
何でしょうか。
命をつなぐ上で
一番大切なことは、
”食べること” です。
つまり、あなたが今
目を向けるべきは、
以前の新しい時代を生きる
ルービックキューブの対話でも
話したように、
食のオフグリッドなのです。
つまり、
いかに食べることを
自立させていくか?
ということです。
イメージしてみてください。
良質な井戸水を掘り、
お米や野菜を作っている
家があったとします。
その家庭は農家ではなく
一般的なサラリーマンで、
平日は出勤し、
休日に菜園を手入れするような
ライフスタイルを
送っているとします。
しかし、
何かが起こったとき
一番強いのは、
こういった生き方を
している人なのです。
家族が食べる分さえ
作っていれば、
たとえインフラが絶たれても、
スーパーから
すべての商品が消えても、
まず飢え死にすることはありません。
何より、その人はイヤな仕事を
続ける必要もありません。
”ライスワーク” をする人たちに、
なぜ仕事をするのか?
と尋ねれば、
そのほとんどが
「お金のため」
もしくは「生活のため」
と答えることでしょう。
では、「生活のため」とは
具体的に何でしょうか。
それは洋服を買ったり、
レジャーを楽しんだり、
子どものお稽古代や、
光熱費の支払いなど
多岐に渡るでしょうが、
最も重要なことは
”食べること” なのです。
仕事で稼いだお金を、
一切食べることには使わない。
という人は
存在しないはずです。
以前、
ライフワークの対話の中で、
仕事には2種類ある
という話をしました。
”ライフワーク” と
”ライスワーク”
というやつです。
この ”ライスワーク” という
キーワードからも、
本来人は食べるために
仕事をしているのです。
しかしどうでしょう。
食べ物が
自給されていたら、
それが
完璧なレベルでなくても、
お米だけでも
作っているとするならば、
イヤな仕事を苦しい思いをして
続けるというパラレルからは
抜け出せます。
なぜなら多くを望まなければ
最低限食べることは
できるのだから、
命の保証はあるのだから、
それがその人の
命の自信になるからです。
そして何より、
厄災に見舞われたとしても、
水と食糧さえあれば、
生きることはできます。
つまり食のオフグリッド
(自立)をしている人が
強いのです。
一度具体的に、
「有事の際、
一番強い生き方は何か?」
をイメージし、
考えてみてください。
完璧にとはいかなくても、
その生き方の一部でも
準備しておくことは、
その不安の軽減になりますし、
何より、
命の自信になります。
繰り返しになりますが、
厄災に見舞われたとき、
あなたの持っている
ほとんどものは
役に立ちません。
現代的な
生活であればあるほど、
そのすべては
意味を持ちません。
どう食を自立させるか?
それをイメージし、
できるところから
実践してみてください。
次に大切なポイントは、
周波数です。
天災にあったらどうしよう?
と不安を感じるだけで
何もしないのではなく、
以前の対話で伝えたように、
冷静にシミュレーションして
淡々と備えてください。
そして不安という周波数に
チャンネルを
合わせるのではなく、
希望や楽しさ、
そして何よりも
”今ここ” を生きることです。
厄災がプログラムであるのなら、
それは、あなたの手出しできる
領域ではないということです。
前回の対話でも伝えたように、
厄災は明らかに自分の
コントロール外のことなのです。
やることをやったら、
「あとはお任せします」
と宇宙に委ね、
あなたは
とことん自分を満たし、
日々を楽しみ、
自分の命を生きるのです。
あなたが
楽しいと感じること、
心の底から
安らぎを感じること。
そして何より、
あなたのライフワークである
命の役割を全うし、
それに集中するのです。
新しい時代になった今、
本来の自分で生きる時代です。
万人、
イヤなことをやっている
時間はありません。
あなたはあなたの命を
とことん生きてください。
目一杯自分の命を
生きている人に、
不安の周波数は
介入できません。
そこには
本当の安らぎと充実、
そして深いところでの
喜びと幸せがあるからです。
その周波数の
パラレルを味わい、
生きるのです。
それこそが、
最大の防御となります。
天災から身を守る
という視点から、
2つの大切な
ポイントについて
私から伝えられることは
以上です。
愛していますよ、心から。
大丈夫です。
いついかなるときも
私がついています。
それではまた
お会いしましょう。