対話メッセージ

パートナーとは何か?

2024.06.03

対話メッセージ パートナーとは何か?

Q.
愛する魂さん、
おはようございます。


新緑が眩しい
小さな木を眺めながら
これを書いています。



今日は、
パートナーについて
教えてください。



結婚したい。
別れたい。
パートナーが欲しい、
パートナーに不満がある・・・
など


多くの人は
パートナーにまつわる
あれこれに悩んでいるように
思いますが、

そもそもパートナーや
パートナーシップとは
何なのでしょうか?



教えてください。

よろしくお願いします。





A.
愛するあなた。
おはようございます。


今年もまた
この爽やかな季節に
なってきましたね。


この季節が持つエネルギーを
どうぞ楽しんでください。



さて、今回はパートナーや
パートナーシップに関して
知りたいとのこと。


パートナーシップに
代表される人間関係は、
人が生きる上で
最も多く抱える悩みであり、
魂を磨く上では
至上のテーマです。



パートナーシップにおける
問題もまた、
あらゆるパターンが
存在しますが、
今回も大きな視点から
捉えていきましょう。



いいですか?


最初の対話でも
伝えたように、

パートナーのみならず、

あらゆる
人間関係における
”相手” というのは
実は存在しません。


存在させている
あなたがいるまでの話です。


あなたは相手を通して、
自分を見ているのです。



ここが基本であり、
スタートラインとなります。



例えば、
あなたがパートナーに対して
信用できないと
思っているのは、

相手が信用に足らない
存在なのではなく、

あなたが自分という存在、
しいては大いなる流れを
信じていないからです。



あなたがパートナーに対して、
自分が求めている分の
愛をくれないと思うのは
完全なる誤りであり、

そもそもあなたが自分に
充分な愛を
与えていないからなのです。



ではパートナーとは
何でしょうか。


パートナーとは
あなたの ”魂の鏡” です。



もちろん、
パートナー以外の
人間関係もすべて
あなた自身の
姿の表れではありますが、

最も顕著なのが
パートナーなのです。



あなたの魂と
パートナーの魂は
共振し合ったから
出逢ったのであり、

自分の魂の状態が
パートナーの
魂の状態であるので、

相手だけに
非があるというのは
間違った解釈です。



もちろん出逢ったころとは、
お互いの周波数が
異なっていくことで、

徐々に波長が
合わなくなることも生じます。


そのときは
パートナーシップの
進退について
考えれば良いのであって、

まず整えるべきは
自分の魂です。



パートナーに不満があるのは、
自分に不満があるからです。


そしてそもそも、
自分にある
不満の正体が何かを
明らかにしていないからであり、

もしかすると
それはただの
あなたの思いこみや
観念なのかも知れません。



自分の中にある歪みを
見極めることのないまま、


相手が悪い、
相手が間違っていると
指さしているようでは、

いつまで経っても
本当の答えに
行き着くことはありません。



極端な例かも知れませんが、
もし相手が
暴力をふるうようであれば、

それはあなたが
自分を傷つけることを
許しているからです。



自分を絶対に傷つけないと
決めている人の前に、

暴力をふるうパートナーは
存在できません。



万一暴力を
ふるうようなことがあれば、
あなたは毅然とした態度で
それに抵抗しますし、

即離婚や別れという
形になるでしょう。




しかし
間違えないで欲しいことは、
パートナーはあなたの魂を
映す鏡ではあっても、

自分と一心同体ではなく、
物理的には他人である
ということです。



女性によく
見受けられることに、
自分からは相手に
何も伝えていないにも関わらず、

パートナーに気づいて
もらおうとする姿です。


パートナーなら何でも
自分を理解してくれると
勝手に期待して、

期待した分、
パートナーが
分かってくれないと
不機嫌になっている人がいますが、

その原因は、
あなたが相手にしっかりと
伝えていないからです。



そして
相手が不機嫌になることや、
もめごとを過剰に
避けようとするがあまりに、

自分さえ我慢すればいいと
口を閉ざしている状態もまた
健全なパートナーシップとは
言えません。



相手に対して伝えることは、
決して感情的にならず、
しっかり
言葉で伝えることです。


私はこう思っているけれど、
協力してもらっていいか?

あなたはどう思うか?

私は◯◯に傷ついたけれど、
あなたはどう思うか?

これを今後
改善していくために、
お互いにできることはないか?

などと、
冷静に話し合うことは
パートナーのみならず、
他人と上手くやっていくための
必要不可欠なプロセスです。



もし冷静に話し合うという
必要不可欠な
プロセスが行えないときは、

あなたが責めるエネルギーで
相手に伝えていないか。

もしくは、
双方または一方に
このパートナーシップを
より良くする気がないか、

または、
双方または一方に
話し合うというスキルが
不足している
場合などがあるため、

しっかりそこを見極め、
場合によっては
そのパートナーシップ自体を
見直してください。



あなたが自分のことを
無条件に大好きなら、
本当にご縁あるパートナーなら、
あなたのことを
無条件に大好きです。

逆にあなたが
自分のことを嫌っているなら、
パートナーがあなたを
心から愛することはありません。



パートナーが
あなたに無関心なのは、
あなたが本当の自分に
無関心だからであり、

パートナーが
あなたに優しいのは、
あなたが本当の自分に
誰よりも優しいからです。



自分ギライな人が
鏡の前に立つと、
そこに映るのは
自分ギライな存在です。


間違っても、
鏡に映る存在が、
あなたのことを
「愛しているよ」と言って、
手を差し伸べることはありません。


「パートナーは
あなたの鏡である」
ということは、
こういうことです。



パートナーが
愛してくれないのなら、
その愛を相手から
もらおうとするよりも、


とことん
自分で自分を愛し
大切にすることです。



もう一度言います。


パートナーはいません。

いるのは
あなただけなのです。



ギブ&テイクを考えず、
パートナーを大切にしましょう。

それはつまり
自分を大切にすることなのです。


パートナーを愛しましょう。

それはつまり
自分を愛することなのです。



多くの人は
パートナーシップや
結婚などに多くを求め、

幸せや愛を
もらおうとしますが、

あなたに幸せと愛を
与えられるのは
本当のあなただけなのです。



あなたが自分に与え、
自分を満たしている。

その副産物(おまけ)として、
パートナーが
あなたを愛してくれることが
あるまでです。



そしてまた、
パートナーシップを代表とする
人間関係における
あらゆる問題は、


魂の成長として
あなたが設定したことが
ほとんどです。



自分の成長のために、
相手は演者として
あなたの人生に登場しますが、

成長が成されたときや、
タイミングが来れば、
その演者は去っていきます。



イヤな相手に
問題はありません。

問題があるのは自分です。



それに気がつけ、
それを改めたり、
手放せたときに、

イヤな相手という演者は
その役割を終えます。


人間関係における、
この当然すぎることを
どうぞ理解してください。



そしてまた結婚というものは、
したい・したくないといった
感情の有無ではなく、

ご縁があればするし、
なければしない。という
至極シンプルなものです。



難しいことではなく、
躍起になることでもなく、
ただご縁の有無です。



どちらが良い悪いではなく、
あなたに
問題があるわけでもなく、
これもまたあなたが
そう決めてきたまでです。



はっきり言えば、
結婚しても
決して幸せにはなりません。


なぜなら、
自分を幸せにするのは
自分であり、

幸せは結婚やパートナーが
もたらすものではないからです。



結婚して幸せ。と言う人は、
結婚してもしなくても、
自分ひとりで生きる中で、
自分を幸せにする人なのです。



あなたは
パートナーという鏡を通じて
多くのことを学び、
多くのことに気づくでしょう。


この壮大な
ご縁というプログラムを
どうぞ楽しんでください。


そしてあなたは
自分を愛するのです。



今日伝えられることは
以上です。



愛していますよ、心から。


それではまた
お会いしましょう。

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