対話メッセージ
ステージアップ前の障害
2025.08.04

Q.
愛する魂さん。
教えてください。
前々回の対話のおかげで、
ようやく自分が進みたい
次の方向性が
見えてきました。
しかし実際のところ、
今の不調が
存在することで、
思うように動けず
歯がゆい毎日です。
このことをどのように
捉えれば
良いのでしょうか。
教えてください。
よろしくお願いします。
A.
愛するあなた。
おはようございます。
対話の前に、
まずは一人の時間を
大いに安らぎ、
リラックスした呼吸を
味わってください。
さて、
次の方向に向かって
動きたいのに
今ある不調が障害となって
思うように進めない。
という問いについて
今日は共に
見ていきましょう。
こういった場合、
大きく2つに分けられ、
行きたい方向性が
明確に見えているのに
障害が生じて
思うように動けない。
という場合と、
自分は次に行きたいとは
認識していないが、
障害が生じている。
という場合に
分けられます。
この2つは表層意識が
認識している・していない
という差異のみで、
いずれにしても
障害が生じた時点で、
意識と魂が
次に進むことを
決めています。
決めることで
スムーズに事が運ぶ
パターンも存在しますが、
多くの場合、
決めると障害が生じます。
これを大いなる存在が
自分の真意を
”試している” であるとか、
自分は
”試されている” などど
表現する人もいますが、
(どう捉えるかは
その人の自由ですが)
そんな
修行めいたものではなく、
次に行くということは
今より成長し、
進化する
ということであり、
そのために
今より軽くあることが
大前提なのです。
引越しをイメージすると
分かりやすいのですが、
実際引越すときも
今までいた場所を
軽くするため、
片づけや掃除を
必要としますね。
この片づけや掃除が
障害に見える
あれこれなのです。
例えるとするならば、
・自分の店を
オープンさせようと
動き始めた途端に、
子どもが不登校になる
・サラリーマンを辞めて
自営業として
スタートした途端に
パートナーから
離婚を切り出される
・新しい環境に
チャレンジしようと
決めた途端、
親の介護が必要になる
これらは、
あくまで例え話ですが、
こういった
パターンがあります。
そしてあなたのように、
その障害が
入院や手術など、
自らの不調として
現れるパターンも
往々にして存在します。
どうして
次に行こうと決めたのに、
横槍が入るのでしょうか。
しかもかなりハードな
パターンが多いため、
その障害を前に
途方に暮れる気持ちは
理解できます。
自分の望む方向性が
間違っているのではないか?
宇宙や神に
嫌われているのではないか?
自分は不運なのではないか?
と自らの境遇を恨みたく
なるかも知れません。
しかし
「全くそうではない」と
私は強く断言します。
その方向性が
あなたと完全に
一致しているからこそ、
まるで
横槍のように見える障害、
それもかなり
ハードなものが
やって来るのです。
なぜなら
こういった障害を
クリアしない限り、
真の意味で
軽くなれないからです。
今より軽くなければ
次のステージへは
行けません。
クリアせず無理やり
次のステージに
進んだところで、
今ここでの障害は
やがて肥大化して、
次のステージで
より大きくなって
顕在化します。
その時点で障害は
今よりずっと複雑に
ハードになっています。
ですからまず
問題解消という名の
”消化” ありきなのです。
己のテーマで
未消化なものがあれば、
自分の方向性を
決めた途端、
顕在化します。
顕在化するのは、
あなたの応援のためです。
「そこへ行くと
決めたんだね。
ならば今のステージで
やり残している分の
片づけから始めよう」
となるわけです。
あなたの場合、
次のステージに行くためには
体調のリセットが
必要不可欠だったのです。
せっかく次に行こうと
決めたのに
邪魔が入って、
自分は運が悪い。などと
捉えてはなりません。
そう認識すれば
不運であるという
思い込みを
現実化するからです。
そうではなく、
次なるステージに行くために
自分は今
応援されていると
認識することです。
すると
本当にそうなります。
誤った捉え方で
あったとしても、
認識するとそれは
現実化していきます。
多くの人は
誤った認識を持つことで、
自らを
いばらの道へと進ませ、
自らの首を締めるような
ことをしていますが、
その方向性が
合っているからこそ、
ハードな障害となって現れ、
その消化で
一段と成長していき、
一気に軽量化しようと
してくれているのです。
この障害を最大限に
利用しない手はありません。
そのためにも、
必ず ”根本的な解決” を
目指してください。
先ほどの例で
見ていくならば、
不登校になった我が子を
自分のしたいことの
障害になると言って
祖父母に預けるであるとか、
離婚を
パートナーのせいにして、
半ば強引に手続きだけを
済ませるであるとか、
体の不調に対して
薬でごまかしながら
事を進めていく
ようなことです。
そんなことをしていては、
何の解決にもならず、
重さは増えていく一方で、
それは先々で
何倍にもなって
返ってきます。
次に行くなら必ず
”根本解決” なのです。
これが応援を最大限に
活かすことになります。
あなたの場合、
自己認識が一切ない中で
不調という
障害が生じたので、
最初は
何がなんだか分からず
パニックに陥りましたが、
要は薄っぺらな
表層意識のみが認識に
至っていなかっただけで、
それ以外のすべてが
次に行くと
決めた結果として、
不調が顕在化したのです。
この障害の解決なくして、
真の意味での
次なるステージには
進めなかったことに
気がつくときが必ず来ます。
この障害が
応援であったことを
理解するときが来ます。
愛していますよ、
心から。
いついかなるときも
サポートしていますから、
今ある障害は
次なるステージの
入口であることを
決して忘れないでください。
それではまた
お会いしましょう。