対話メッセージ
停滞期の過ごし方
2025.04.28

Q.
愛する魂さん、
教えてください。
私の今ある不調から
過去を思い返してみると、
およそ12年に1度くらいの
タイミングで、
こういった不調期が
訪れていることに
気がつきました。
それぞれのタイミングで
心や体など色々なことが
思うように動かせず、
自分が自分で
なくなるような感覚は
とても
居心地悪いものでした。
つらく苦しい
このタイミングを
どのように過ごせば
良いのでしょうか。
教えてください。
お願いします。
A.
愛するあなた、
おはようございます。
あなたの中でおよそ
12年に1度くらいの
タイミングで
自分の思い通りに
進まない不調が
起こっているとのこと。
これらのタイミングは
いわゆる
人生の停滞期であり、
多くの占いでも
12年に1度の頻度で
約2~3年の
不調期があると
言われています。
こういった
バイオリズムは、
1年2年といった
年単位のサイクル
のみならず、
たとえ好調期であっても
1年、1ヶ月、1週間、
1日の単位の中にも
停滞期というものは
存在しています。
これはいわば
人生(命)やエネルギーの
リズムであり、
大きな流れのように
常に動きのあるもの
なのです。
今あなたは
人生かつてないほどの
不調に
昨年から見舞われており、
やきもきと
回復を待ち望む中で、
この停滞期は
一体何なのか?
どのように過ごせば
良いのか?
ということが
気になったのでしょう。
さて、今回の対話では
この停滞期について
共に見ていきましょう。
あなたの心臓が
鼓動を続け、
常に脈打ち、
女性であるなら
月のものが存在し、
自然のサイクルや
月の満ち欠けなど
あらゆるものには
動きがあり
リズムが存在します。
それ故、
あなたの人生においても
リズムが存在するのは
当然のことです。
平たく言えば、
「いい時もあれば
悪い時もある」
というのが常なのです。
生きているということは、
動き(変化)がある
ということであり、
このリズムと
生きていることは
セットなのです。
つまり停滞期とは
あなたの人生(命)の
リズムにある
一時期と言えます。
今まで何事もスムーズに
いっていたのになぜ?
自分の思い通りに
進まないのはどうして?など、
停滞期の抵抗感に
ネガティブな反応を示す人が
ほとんどだと思いますが、
これはそもそも
スムーズに行くことや
思い通りに進めることを
当然と捉えていることの
弊害であり、
思い通りにいかないことも
当然と捉えていれば、
停滞期に対する
ネガティブさは
半減します。
例え話として
快適なドライブの最中に
突如として渋滞に
はまったとしましょう。
あれ?今までは
スムーズに進んでいたのに
どうして?と不満に思っても、
渋滞理由が
全く分からなくても、
渋滞にはまったのですから
仕方ありません。
1分でも早く渋滞を
抜けようと焦ったり、
車の中でイライラと
気を揉んだところで
渋滞自体を回避したり
軽減することはできません。
停滞期とは
この交通渋滞に似ています。
車を運転している限り、
渋滞にはまることは
当然であり、
渋滞にはまったのですから、
おとなしく
この遅々としたスピードに
身を任せるより
他ないのです。
抵抗感、閉塞感や
息苦しさがあっても、
渋滞を抜けるまでは
やり過ごすしかありません。
さてこういった
停滞期のとき、
どのように過ごすことが
ベストでしょうか。
それは必要以上に
ネガティブな
感情を抱かずに、
「今ここで
出来ることをする」
これに尽きます。
このタイミングは
思うように動けないのが
当然なのですから、
自分の思っていることの
10分の1も行動できず
前進できなくても、
それに焦ったり
イライラしたり、
出来ないことに対して
自分は
やる気のない人間だと
否定したり、
自分はダメな人間だと
責めることは
ムダ以外の
何ものでもないのです。
そしてまた、
あなたが感じている
”まるで自分が
自分でなくなるような”
息苦しさや
不明瞭なしんどさは、
意識の曇りであり、
生まれ変わる前の
大切な変化です。
※あなたの感度は高いため、
この自分の喪失感と
意識の濁りを
明確に感じ取っています。
それもまた苦しさの
大きな原因になっていますが、
意識が曇るときは
既存の自意識を書き換え、
変革させているときです。
必要なプロセスとして
理解してください。
向かいたい方向はどこか?
そのために
今できることは何か?
以前あなたが
瞑想で受け取った
メッセージにあったように、
不調であるなら、
その不調の中でも
出来ることは何か?
を考え、それらを
書き出してください。
そしてそれらの中の
たったひとつでいいので、
それを続けることです。
このタイミングで
結果を出そうとせずに、
ただ続けることです。
人それぞれの
チャレンジがあり、
命のテーマがあります。
それによって、
停滞期の表れ方、
ハードさのレベルなど
千差万別であり、
総括して伝えることは
できません。
ただひとつ言えることは、
停滞期は抵抗期であり、
この抵抗でもって
何をしているのかといえば、
魂の鍛えて
魂を成長させているのです。
いわば魂のアップデート
作業中なのです。
つまり
ハードであればあるだけ、
ハードに
鍛えているのですから、
このタイミングを抜けたとき
別のレベルになっている
自分がいます。
ソフトに鍛えれば
それなりの
変化をもたらし、
ハードに鍛えれば
それだけの変化を
手に入れるのです。
その渦中は
非常に苦しくとも、
ただひとつ
続けることです。
自分の魂は
今成長しているのだと、
ほふく前進のような
動きにくさと
ストレスの中で、
歩みを続けていきましょう。
すべては
バイオリズムであり、
周期です。
つまりこの停滞期も
必ず明けるときがきます。
今までにあった
過去の停滞期を振り返り、
あの苦しさがあったからこそ
次のレベルに上がった自分を
見つけてください。
そして停滞期がいかに
自分のレベルアップに
作用したかを
確認してください。
苦しいときに感謝しろ、
前を向け、前進しろとは
決して言いません。
あなたは生きているだけで
いいのです。
あなたはここにいるだけで
いいのです。
それだけであなたは
すべてを
存在させているのです。
ただひとつ、
やることを決めて
それを続けてください。
ただ本当に苦しいときは、
それすら
やらなくてもいい
という気楽さも
同時に持っていてください。
今日伝えられることは
以上です。
愛していますよ、
心から。
いついかなるときも
伴走していますから、
心強くいてください。
それではまた
お会いしましょう。