対話メッセージ
心の片づけについて
2025.01.20

Q.
愛する魂さん、
おはようございます。
モノや身の回りを
大掃除していくように、
心の中も
すっきりさっぱりと
軽くしたいと思います。
「心の片づけ」とは
どのように行えば
良いのでしょうか。
方法を教えてください。
よろしくお願いします。
A.
愛するあなた、
おはようございます。
さて今回も
面白い質問を
どうもありがとう。
モノの片づけのみならず、
心(自分の内面)の片づけを
行いたいとのこと。
よく分かりました。
どのようにしていけば
良いかを
共に見ていきましょう。
心の片づけといっても、
トラウマや
PTSDといった、
日常生活に
支障をきたすレベルの
心の傷といったものは、
私は心の専門家ではなく、
あなたからの質問内容とも
一致しないため、
この対話では扱いません。
また長年心の重さに
蓋をしており、
見て見ぬふりを
続けた結果、
それが
病化してしまった
パターンも扱いません。
今回の対話はあくまで、
自分の心の
すっきり化についての
内容となります。
さて、いきなりですが、
いつも私が
モノの片づけを
促しているのは
なぜですか?
どうして部屋を
片づけることが重要だと
伝えているのか
分かりますか?
それは、
モノの片づけを行い、
自分の外側を
すっきりさせることで、
自分の内なる声や
重さに気づきやすく
するためです。
内なる声を聞き、
重さを手放していくことは、
本当の自分を生きること
そのものです。
部屋を片づけることは
つまり、
自分の内側を
片づけることなのです。
自分の心
(内側)の反映が
あなたの部屋
(外側)なのです。
内面が重たい人は、
部屋もモノで溢れ
雑然としていますし、
逆もしかりで、
モノで溢れている人は
内面も溢れているのです。
なにはともあれ、
まずは自分の外側を
片づけてください。
外側をすっきり
させるからこそ、
内側のノイズが
よく分かり、
自分の内なる声や
重さが見えてきます。
多くの人は、
自分の心の声はおろか、
自分の心が
重たいか否かすらも
分かっていません。
分かる人が見れば、
凄まじい量の
感情を溜め込み、
怒りや悲しみを
まるで地層のように
育てていて、
それを
指摘される機会に
恵まれても、
ほとんどの場合
その真実を
受け取れません。
「私に怒り?
基本的に私は怒らないから
そんなものはないよ」
であるとか、
「私が悲しんでる?
いつ悲しかったか
覚えていないよ」
といった
反応を見かけますが、
これほどまでに
自分の心が
どこにあるのかすら
分からないほどに
重症化しているのです。
しかし、
これは本人が本当に
気づいていないパターンが
ほとんどであり、
場合によっては、
その周波数を内側で
強力に発し続けた結果、
その周波数に似たパターンの
病気を具現化します。
またよくある
パターンとして、
親やパートナー、
時に子どもや第三者への
復讐のために
心の重さを
手放したくない人もいます。
そういった人はたいがい、
重さを指摘すると
不機嫌になったり、
のらりくらりとかわし
心を閉ざします。
本人の願望が
”復讐” なのですから、
心を軽くしてもらっては
困るのです。
「ほら、私は親のせいで
こんなに不幸になった!」
という復讐を
完成させたいのですから、
復讐ゲームをしたい間は
仕方ありません。
しかし、健全な形で
自分の心の重さを
手放したい
というのであれば、
まずはモノを
片づけてください。
自分の外側、
自分の身の回りを
これでもかと徹底的に
すっきりさせるのです。
それが無理、難しいと
感じるのであれば、
何故無理と感じるのかを
紙に書き出してください。
書き出した理由こそ、
あなたの
心の重さなのです。
例えば、
「捨てるのはもったいない」
という理由で
過剰にモノを
溜め込んでいる場合は、
もったいないと言う奥に、
自分の置かれている
今の状況や
未来に対する不安
という感情が
隠されていたりします。
このようにして、
自分にはどういった
感情があるのかを
見ていくのです。
さて、心(内面)を
片づけるための
具体的な
ステップについてですが、
まずは、徹底して
モノを片づけます。
最初の一歩である
「モノの片づけ」が
難しい人は、
先述したように
その理由の棚卸しから
していきましょう。
次に1冊のノートを
用意します。
このノートに
自分の内側に漂っている
思考やノイズ、感情を
手当たり次第に
書き出します。
毎日1ページ
書き出すことを
習慣にしましょう。
前にも伝えましたが、
この ”書き出す”
という行為は、
とてつもなく
パワフルなものです。
やる人だけが
確実に手にする、
もの凄い力を
秘めています。
書き出すことで、
まるであなたと
一体化していたように
感じられた
”内なるゴミ” が
あなたの中から
取り除かれます。
一体化状態が解かれると、
あなたと心の重さが
全くの別ものになります。
この爽快感を
味わえれば
しめたものです。
Aさんに連絡。
Bを2つ買いに行く。
昨夜のパートナーの
言い方がムカつく。
Cのことが不安。
Dの件を迷っている
・・・など、
自分の内面にあるもの
すべてを書き出します。
これがノートを使った
デトックスであり、
あらゆる内なるゴミを
自分と分離し、
切り離すことができます。
切り離し、
俯瞰することで、
ようやくあなたは
それらを
冷静に捉えられ、
最良の方法を導けたり、
自分の心の重さや癖への
対処ができるのです。
例えば、
パートナーへの不満も、
Aの部分が
自分の価値観とは違うから
嫌だと感じている。
子育てのこの部分は
協力してもらいたい、
などと
冷静に伝えることができ、
感情まかせの
言い合いにはなりません。
このノートデトックスを
日々行い、
これを習慣にしましょう。
ノートデトックスを
続けていくことで
どんどん
自分の内面が軽くなり、
軽い心地が標準になると、
重たくなる感覚が
すぐに分かります。
その違和感から
すぐまたデトックスし、
心の重さを溜めずに
軽さをキープするという
好循環が生まれます。
パソコンや
スマホ内にある
データのように、
心の重さは普段
目にすることはないため、
量が把握しづらく、
そもそも
溜まっていることや
重さに
気づきにくいものです。
だからこそ
意識的に取り組むことで、
自ら片づけていく
という習慣を
身につけてもらいたいと
思います。
現実を創るのは心です。
心を軽くさせることは、
現実を変化させる
最良かつ
最短の方法なのです。
今日伝えたいことは
以上です。
あなたの心を
どんどん
片づけていきましょう。
愛していますよ、
心から。
それではまた
お会いしましょう。