ルービックキューブ第４面「ライフワークを生きる」　実践レポート①　自分にとって当然すぎること

今回の対話で、
真っ先に感じたことは、

魂さんはライフワークのことを
”天職”とは言わず、
”生業”と表現したところです。


この部分に
ものすごいヒントが
あるように感じました。

天から与えられた職業
という意味での
”天職” なのでしょうが、

一般に言われるところの
天職さがしは、

「自分にぴったりな職業は何？」
と外側に答えを
求めにいくような
ニュアンスを受けます。

しかし ”生業” は
自分が生きている姿そのもの。

つまりあるがままの自分や、
自分の内側に答えがある
ということを感じます。

ライフワークとは
深い意味での
”生業” であり、

生活そのものが
ライフワークに
なっているような状態。


まさにそんな状態を
生きている人を、
私はかつて
テレビで見たことを
思い出しました。

それはとある番組で、
ある女性の生活に
密着して取材する
といった内容だったのですが、

その女性には、
夫と幼い子どもがいて
日々忙しい暮らしをしている中、

毎朝３時に起きて、
ひとり工房へ向かい
こだわりのパンを
焼いていました。


パンを焼いたあとは
一旦自宅へ戻り、

幼い子どもを起こして、
家族に朝食を食べさせ、

合間に家事を行い、
子どもを通園させたあと、

朝焼いたパンを
お昼過ぎまで
販売していました。


休日は
評判のパン屋に出向いたり、

時間があれば
新作のイメージをノートに描き、

夕飯づくりの際にも、
パンに入れる試作中の具を
メニューの一品に加えて
味見をしたり、

暇さえあれば
新作のパンを焼くための
試行錯誤していました。

この女性の姿こそ、
生活と仕事に境目がない

深い意味での
”生業” そのものを
生きている状態なのだと
感じました。

子育てで忙しくとも、
一切の言い訳もなく、
ただパンのことばかりを
考えて作っている姿。

私からしたら、
子どもはまだ幼く、
夫のサポートもしながら、

朝３時から
パンづくりをしてすごいな～
と感心しきりなのですが、

本人にとってパンづくりは、
そうせずにはいられない
レベルのことなのだと思います。


大変さはあっても
全く苦ではなく、
日々の忙しさも充実と捉えて、

むしろ活き活きとして
輝いていました。

そしてまた私は
ライフワークについて、
自分の生い立ちから
棚卸しをしてみました。


私の場合、
幼いころから不思議な体験を
いくつもしてきたタイプでしたが、

私が感じる
見えない世界のことを
口にすることは、

母の前では
全くといっていいほど
歓迎されませんでした。

母からはよく
「変なことを言わないで、
ちゃんとして」
と言われていた記憶があります。

自分の個性は
歓迎されるものではない
と思った私は、

自分の感覚をなるべく人に
話さないようにしようと、

蓋をして生きるという
重くて息苦しい時代を
過ごしました。

いつしか私は
自分の得意なことで、
社会的にも受け入れられやすく、

そして何より
母が納得してくれることを
仕事にしていました。

得意なことですので、
究極のライスワークではないにせよ、
決してライフワークでもない。

という微妙なところを
仕事にすることで、
なんとか自分に折り合いを
つけてきたように思います。

ただずっと蓋をして
生きてきた弊害からか、

幼少の頃より原因不明の
体調不良を繰り返すという
過去だったように思います。

今回、魂さんに言われた
「これからの時代は
ライフワーク一択」
というメッセージは
容赦ない言葉ですが、

本当にその通りだと
私の思考を除くすべてが
深く納得するところです。

ずっとどこかで否定してきた、
自分のこのスピリチュアルな感覚が
ライフワークになるかは、
流れにお任せするとして、

この対話もまた
自分の個性をオープンにする
きっかけとなりました。


私にとって当然すぎることは、
幼少の頃からずっとあった、
この個性
そのものだと感じています。

そして普段ついつい
やっていることの中に、
この魂さんとの対話があります。

最後に対話の中に出てきた内容で、
私も取り組んだ
”生業” 発見ワークをご紹介します。

どうぞ参考にしてみてください。

”生業” 発見ワーク：

Q. 自分が日々していることの中で、
当然すぎることは何か？

Q. 普段自分が
ついついやっていることは何か？

Q. 何の苦もなく
ラクラクとやれてしまう行動は何か？