実践レポート
「自分回帰を阻害するスマホについて」 実践レポート① 機能制限について
2024.03.01
今日は自分回帰を阻む
最大の罠である ”信仰” に
匹敵するほどの影響力を持つ
”スマホ” についての
実践レポートを
書きたいと思います。
まず私とスマホの
関係性についてですが、
私は昭和生まれですので、
現時点において
「人生の半分は携帯やスマホがある」
といった世代です。
スマホに関しては、
元々デジタルガジェット好きな夫に
買ってもらったのがスタートでした。
その頃は周りのほとんどの人が
ガラケーの時代だったので、
スマホを持つだけで
ワクワクして楽しく、
スマホ自体が
キラキラとして
見えたものです。
スマホを持った当初は
魔法のツールのように
感じられましたが、
出産や子育て等、
年齢を重ねるにつれ、
その依存性の高さに
付き合い方には
多少疑問を持っていたように
思います。
そしてまた、
2021年にベストセラーとなった
”スマホ脳” や、
昨年知った ”スマホ失明” など、
スマホの持つ
影の部分に関しても
知る機会がありました。
今や、私より
若い世代の方にとっては
「スマホはなくては生きていけない」
レベルのアイテムに
なっているのではないでしょうか。
あくまでスマホはツールであり、
ドラえもんのポケットでも、
親友でも、
ましてや神でもない。
これはただの道具ですよ。
という本来あった
関係性に戻すための
具体的ステップを
今回の対話では
教えてもらいました。
スマホの主人は
自分であるはずなのに、
気づけば関係性が
逆転している姿を
多く見受けます。
ひっきりなしにザッピングし、
メールをして、ゲームをして、
LINEや電話がしょっちゅう
かかってくるという状態。
スマホが手元にある限り、
休むひまなく、
息つくひまもなく、
食事すら
味わって食べられない。
スマホが主人となり、
スマホに
使われている姿はまるで、
スマホの奴隷にでも
なったかのようです。
対話中にあった
”スマホジャンキー” という言葉も
過激でもなんでもなく、
電車に乗れば、
前に座っている一列全員が
スマホを触っている。
運転中の信号待ち、
ふいに周りを見回せば、
数人のドライバーが
スマホを触っている、
といった光景は
見慣れたものになりました。
スマホを全肯定
している方からすれば、
今回の対話は反発したくなる
内容だったかも知れません。
ただ私は
スマホジャンキーではなく、
シンプルに自分でありたいと
思っています。
そんな私に今回教えてくれた、
脱中毒、脱依存の
最初のステップが、
”機能制限” でした。
もしスマホが
かつてのガラケーのように
電話中心のツールとなったら、
こんなに依存しなくなるのは
理解できます。
魂さんは、
機能を10に絞る
と言っています。
無限に機能を拡張できる
スマホにおいて、
機能を10に絞るのです。
これを初めて聞いたとき、
内心「無理だわ・・・」
と思ったものです。
移動中、食事中は
一切スマホを触らないと
決めている私ですら
無理と感じる、
この依存度の高さです。
でも、やるなら、やります。
と意気込み、
やってみて
すぐに分かったことは、
機能を10に絞ることは
相当難しいものでした。笑
例えば、メール・マップ・
電話・検索エンジン・
乗換案内・インスタ・
写真・時計・
計算機・メモ機能。
これだけで10です。
これ以外のお得な
ポイントが貯まるアプリ、
予約機能があるアプリ、
便利な本が読めるアプリなど
一掃するイメージです。
つまりこれは
モノの片づけである
”断捨離” と同じように、
スマホの利用目的や、
自分の生き方を決めていないと
10に絞るのは
かなり難しいのです。
例えてみると、
電車には乗らない。
写真はスマホではなく
カメラで撮る。
ナビにスマホは利用しない。
インスタはしない。
スマホで
YouTubeは見ない。など、
徹底してマイルールを
決めていないと、
ついついアプリは
増えていきますし、
10にはできません。
そこで私は、
今あるアプリを
すべて書き出し、
それを取捨選択する
という方法を取りました。
困ったときの
”紙に書き出す” 作戦です。
機能制限という方法においては、
厳密にアプリ10でなくとも、
例えば
3つの銀行口座のアプリは
3とはカウントせず、
口座の機能として
1とカウントするなどの捉え方は
良いと思っています。
ここで正直に告白しますが、
今回私は機能を
9まで絞り込みました。
参考までに
9になった機能を紹介すると、
検索エンジン・マップ・乗換案内・
メール・電話・写真・
インスタ・天気・時計です。
残り1を、
計算機にするか、
メモ機能にするか、
ポイントが貯まる系にするかで
迷っています。
この精査は
これから1ヶ月間使ってみて、
どれを残すか
決めたいと思います。
ただ言い訳のようになりますが、
スマホに
標準的に装備されている、
設定・アドレス帳・
AppStoreは残していますし、
歯医者の診察券が
アプリになっていたり、
娘の学校連絡用アプリは
残しています。
機能数は9。
標準装備されている
アプリなども入れて、
現在アプリ数は28です。
この中で
見極め対象のものも
入っているので、
理想はアプリ数20を
目指したいところです。
これ以上増やさないために、
その場だけで使うアプリなどは、
使ってすぐに削除するという
工夫までしています。
今のところ機能9まで絞って、
移動中、食事中は
一切スマホを触らないと
決めることで、
スマホと少しずつ距離ができ、
前よりはずっと
道具化してきたように
思います。
「主人は私です。
これは、ただの携帯です」
完全にこの感覚になるまで、
私は実践しようと思います。
次回の実践レポート②では、
もっともっと
依存度を減らすために、
今まさに取り組んでいること。
”使用制限” について
書きたいと思います。
今日も読んでくれて、
ありがとうございます。