対話メッセージ
最高の人生の見つけ方
2025.07.14

Q.
愛する魂さん。
おはようございます。
日々自分の
すべきことに追われ、
周りの人たちの
顔色を伺ったり、
他人を優先したり
しているうちに、
どんどん自分の内面が
分からなくなっていき、
自分の夢や
希望のようなものを
見失いつつあります。
最高の人生を
生きたいと思うものの、
そもそも最高の人生が
どのようなものなのかを
見つけられません。
私はどうすれば
良いのでしょうか。
教えてください。
お願いします。
A.
愛するあなた、
おはようございます。
まずは最良の答えを
見つけるべく、
全身を脱力させ、
深呼吸を味わって
リラックスしましょう。
日々に追われ、
年齢を重ねていくことで
自分の夢や希望が
摩耗していき、
「一体自分は本当は
何を望んでいるのかが
分からない」といった
状態になっている
とのことですが、
これは自分の輝きを
喪失したわけでも、
すり減らしたわけでも
ありません。
ただ日々に
追われることで、
感度を鈍らせて
しまっただけであり、
あなたの中には
いつも自分にとっての
最高の方向性が
存在しています。
今日は自分の
最高の人生を
つくるために、
まずは自分の中心を
しっかり
見つけてもらいます。
見つけることは、
とても楽しい時間に
なることでしょう。
どうして
自分の夢や希望が
分からなくなるほどに
感度が鈍化して
いるのかといえば、
日々忙しいからです。
文字とは
よくできたもので、
先人らの知恵が詰まった
伝言そのものですが、
”忙しい” とは
「心を亡くす」
と書きます。
心が亡くなった状態が
即ち ”忙しい”
というわけです。
ではなぜ多くの人は
ここまで日々
忙しいのかと言えば、
やるべきことが
多いからです。
やりたいことが
沢山あって、
それをやっている人は
「日々充実している」
と言い、
やるべきことに追われ、
それをこなしている人は
「日々忙しい」
と言います。
やるべきことが多いのは、
それだけ縛られている
常識や観念が多く、
また仕事を
食べるためだけに
選択しているからです。
自分の内面の充実や、
自分を中心とした
生き方より、
やるべきこと、
つまり
自分の常識と観念を
優先しているからです。
だって子どもを
育てなければならない。
生活するためには
仕事をしなければならない。
私が仕事を抜けたら
迷惑がかかる。
家の雑事は
妻である私がすべきこと。
などと多くの反論が
聞こえてきそうですが、
こういった観念を
中心とした生き方を
選択していること自体
その人の自由であり、
否定するつもりは
ありません。
けれどどうでしょう。
もし、あなたが
今からちょうど1か月後に
突然死ぬとしたら、
あなたはやるべきと
思い込んでいるあれこれを
最期の30日間
やり続けるでしょうか。
私はあなたに
最高の人生を
見つけてもらうために、
あえて命に期限を設けます。
あなたは本当に
そうなるのだと
イメージして
次の問いに
答えていってください。
※自分の最高の人生を
見つけたいのなら、
以下のワークを必ず
紙に書き出してください
Q1.
あなたはちょうど
1ヶ月後にこの世を去ります。
あなたはこの30日を使って
どのように過ごしますか?
具体的に思いつくまま
紙に書き出してみましょう。
どうでしょうか。
1ヶ月の期限は
意外とあっという間に
感じられたことでしょう。
そう多くないとは思いますが、
今と全く同じ過ごし方を
残りの30日間
したいと思うのなら、
その人はすでに
最高の人生を生きています。
では命の期限を少し先に
延ばしてみましょう。
Q2.
あなたは半年後に
この世を去ります。
あなたは
この6ヶ月を使って
どう過ごしたいですか?
何をしたいでしょうか?
具体的に思いつくまま
紙に書き出してください。
6ヶ月あると
1ヶ月の期限より
ずっと多くの
やりたいことが
見つかったのでは
ないでしょうか。
さて最後の質問です。
Q3.
あなたは1年後に
この世を去ります。
この1年という
時間を使って
あなたは何をしますか?
どのような時間を
過ごしますか?
具体的に思いつくまま
紙に書き出してください。
命が1年あると、
より多くの
やりたいことが見え、
またはやりたいことを
少し長くできることが
分かります。
1年を目一杯生きれば、
意外と多くのことが
可能になりそうな
気がします。
1年もあれば、
本当にしたかったことが
できるし、
色々な望みが
実現できると感じます。
命に期限を設けることで、
ルーチンのように
こなすだけの日々が
本当に尊い時間に変わり、
充実度を増していき、
今よりずっと毎日が
輝き始めるのです。
私からすれば、
あなたの寿命がたとえ
100年だったとしても、
それはとても短いものです。
その短い時間を
子どもの頃からの
トレーニングで
本当の自分と
かけ離れた生き方を
することが
不思議でなりません。
自分とかけ離れた
生き方をすることを
人生の修行などと
捉えているのなら、
それもまた
古い時代の発想です。
「残り1ヶ月しか
命がないなら
絶対これをする!」
と書き出したものは、
まさしくあなたの中心に
あるものです。
あさみの場合、
具体的にワークをする中で、
この1ヶ月は
「毎日欠かさず
私と対話する」という
項目がありましたが、
あなたの
”聞こえる個性” は
紛れもなく
あなたの中心に
あるものです。
なお、死ぬための
準備や片づけ、
家族との
思い出づくりなどは、
あなたの
大切な項目であっても、
あなたの中心とは
少々ズレています。
この感覚の差異に注意して、
より中心に近いものを
導きましょう。
すべきことではなく、
本当にやりたいことをする。
そのヒントを
今回のワークが
導いてくれます。
「まぁ大丈夫だ。
平均寿命から考えて、
あと数十年はある」
などとは
決して考えないでください。
今やれることを
今すぐ取り組んでください。
そしてまた、
死ぬ準備はどんな人であれ
しておいてください。
そのくらいの覚悟を持って
1日1日を目一杯、
自分の中心で生きるのです。
愛していますよ、
心から。
いつなんどき
訪れるかも知れない
自分の寿命を生ききること。
自分に残された時間は
無限だと盲信すると
日常は濁りだし、
有限だと確信すると
日常は輝きだします。
どうかあなたは
自分に残された時間は
有限だと
自覚することです。
あなたの命ある限り、
こうして対話をしましょう。
それをとても
嬉しく思います。
それではまた
お会いしましょう。