対話メッセージ

子どもが言うことを聞かない

2026.01.19

対話メッセージ 子どもが言うことを聞かない

今日は私が直近で行った、
身近にある子育てに関する
SOS対話をご紹介します。

久々に
子どもに怒りを感じた
リアルな内容です。汗

”子育てあるある” の
参考になれば
嬉しいです。

それではどうぞ。




Q.
愛する魂さん、
おはようございます。

年明け早々に
怒りを感じる
出来事がありました。


娘が私の言うことを
聞きません。

本当にイライラするし、
どうしてちゃんと
してくれないのだろうと
途方に暮れます。


聞かない内容は
ほんの些細なことですが、
私も我慢してきた分、
その積み重ねで
本当に
怒ってしまいました。

洗面所を
使いっぱなしにする。
電気を
つけっぱなしにする。
服やカバンも使ったまま
外に出ている。

何時までに
寝ようと言っても
スマホや
動画を見ている等、
自由すぎるのです。


私にとって
そういった積み重ねが、
かなりのストレスに
なっていますが、

怒ったところで
何の根本解決にも
ならないことは
理解しています。


私が口うるさすぎる
のでしょうか。

こういった場合、
どうすれば良いのか
教えてください。












A.
愛するあなた、
おはようございます。

子育てに関する悩みを
大いに歓迎します。


子育ては自分育てです。

思い通りに
行かない経験は
宝であり、
尊いものです。


どうぞその
しんどさと辛さを
楽しんでください。笑


ただそうは言っても、
日々掃除し、
日々食事や
お弁当をつくり、
日々子どものためにと
規則正しい生活をしている
あなたにとって

非協力的に見える
思春期の我が子の行動は
相当なストレスに
なっていることと
思います。

さあ、
まずは深呼吸をして、
早速対話を
スタートしましょう。


いいですか?
子は親の言うことを
聞きません。

これが大前提です。

特に子が
思春期であるなら、
それはなおさらです。


子は親の言葉ではなく、
親の姿を見て育ちます。


そして何より子は
指示を言われれば
言われるだけ
聞きたくありません。


それは大人である
あなたであっても、
言っている内容が
たとえ真っ当で、
良いもので
あったとしても、

しつこく言われることで
反発心が芽生え、
あえて聞かない態度を
取ることでしょう。

こういったことは、
夫婦や嫁姑、
上司と部下など、
大人同士の
人間関係でも
よく見られる光景です。


今のあなたと子には、
あなたが信じる方向に
引っ張るほど、
子は逆の方向に
引っ張るという
現象が起きています。

いわばあなたと子は、
コントロールと反発という
1本の綱で
綱引きをしている
最中なのです。



もう一度言います。

あなたが強く引っ張れば
引っ張るほどに、
子も負けじとその強さで
逆方向に引っ張ります。


それは自分を
信頼していないこと、
そして自分を
コントロールしようと
することへの
反発からであり、

先ほどの例でも
伝えたように、
あなたも同様の態度を
取るであろう
当然の現象です。


綱引きをしている
あなたがすることは
ひとつ。

その引っ張っている
力を緩め、
その馬鹿げた綱引きを
辞めることです。

あなたが
コントロールという名の
綱を手放したとき、
子もその綱を
手放します。



次に、あなたが
大切にしたいこと、
例えば
家を清潔に保つこと、
規則正しい生活を行うこと、
節度を持って
スマホや動画を
見ることなど、

健やかに生活するために
これだけは大切だと
思うポイントを
簡潔に
書き出していきます。


この内容は、
スマホやメール、
口頭ではなく、
必ず紙に
書き出してください。

その項目は、せめて
5つぐらいまでに絞り、
なるべく
簡単にまとめます。



それを我が子と共有し
(出来れば父親である
パートナーも巻き込んで)、

自分が親としてではなく、
人として
健やかに生活する上で
大切にしている
ポイントを説明します。


ここでもできるだけ
簡潔に伝えます。

その上でこれからも
一緒に生活していく上で、
これら大切なポイントで
異論がないものについては、
協力を依頼します。


この時、子の考えも
しっかり聞きます。

例えば、スマホは
30分ではなく
1時間は使いたい。
であるとか、
片づける上で
ハンガーが必要。
であるとか、

このポイントを
協力する上で
どうすれば

可能になるかを
冷静に話し合うのです。


これは子どもの言いなりに
なることではなく、
相手を
一人の人間として扱い、
言い分を
しっかり聞く行為です。


あくまで、
あなたの家でのルールは
あなた方親が
持てば良いのですが、

子が持つ言い分にも
耳を傾けることは、
人と人との対話であり、
とても大切な姿勢です。



子の優先事項は
家のことや
生活のことではなく、
自分が身を置く社会であり、

子はあなた以上に
やるべきことや興味、
やりたいことに
溢れています。


いつも生活のことで
あれこれ
口うるさく言われても、
子は理解が追いつきません。

親の指示が散漫であり、
内容が点であるからです。


これを繰り返すうちに、
いつしか子にとって
母(父)の言葉は、
「いつも何か
うるさく言ってる」という
ノイズになってしまいます。


ただ子に協力を
依頼したところで、
即できるようには
なりません。

知っていることと、
できるようになることは
全くの別物だからです。


あなたが幼い頃、
自転車に
乗れるようになるため
何度も懲りずに
練習したように、
できるようになるまでには
ある一定の時間を要します。


それと同時に、
子に協力を依頼する以上は
親であるあなた
(父親も含む)が
それを率先して
行動する必要があります。

ですので、協力ポイントは
どこか見える所にでも
貼っておき、
常に家族で共有するように
しましょう。


あなたがすることは
子へのコントロールでは
ありません。


自分の役割は
コントロールだと
勘違いしている親も
多くいますが、
コントロールは
しようとすればするほど
子は反発します。


そして子の反発は
自立への力強い芽であり、
素晴らしいことです。


子が初めて一人で
歩いたときのように、
ヨチヨチしながらも
確実に自立への歩みを
進めていることを
どうか喜んでください。


彼女はあなたの愛情を
しっかり
受けているからこそ、
力強く自立しようと
しているのであり、
心身ともにこの上なく
健やかに育っています。

母は子の
プログラムを信頼し、
自立を見守るだけで
いいのです。

何も心配いりません。


あなたが今、
重箱の隅をつつくように、
生活の些細なことに
目を光らせ
口うるさく言っているのは、

自分が子に必要と
されなくなることへの
危惧でもあります。



私から見れば、
今回の場合、
子が迷惑を
かけているのではなく、
あなたが子に
しがみついているのが
分かります。

何度も言うように、
自分の生きる意味や
生きがいを
子に求めてはいけません。

なぜなら、子には子の
完璧なプログラムがあり、
それは何人たりとも
邪魔してはならない
ものだからです。


我が子が充分に
素晴らしいことを
誰よりも知っているのは
他でもないあなたです。

あなたは
コントロールという
綱引きを辞めること。

子には家族の一員として、
生活する上で
大切にしたいポイントの
協力を依頼すること。

できるようになるまで
信頼して見守ること。

そして何より、
子への依存を辞めて、
自分の人生を
生きることです。



子が自立しようと
している今、
あなたもまた
子離れという
自立のタイミングです。

親の自立の方が
よっぽど難しいものですが、
どうぞあなたから先に
自立してください。



愛していますよ、
心から。

いつでも尋ねてください。


それではまた
お会いしましょう。

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