対話メッセージ
宗教とは何か?①
2025.12.15
今回の対話は
世界中で長い歴史を持つ
”宗教” がテーマに
なっています。
今回もまた
比較的長いメッセージに
なっているため、
前半と後半、
2回に分けてご紹介します。
Q.
愛する魂さん、
おはようございます。
爽やかな
気持ちの良い朝です。
さて、今日は
宗教に関する
質問をさせてください。
世界には古くから
キリスト教やイスラム教、
仏教やユダヤ教など
数多くの宗教が存在し、
そのそれぞえに
”神(仏)の教え”
というものがあります。
またそれぞれの宗教に
宗派や戒律、教義や経典、
聖書などが存在しており、
新興宗教なども含めると
数え切れないほどに
多種多様です。
今や究極に複雑化した
この宗教というものは、
そもそも
何なのでしょうか。
また宗教の中で
よく聞かれる、
儀式や供養の方法、
祈り方など、
細かな作法は
そのガイドラインに
則って
遵守すべきもの
なのでしょうか。
大きなテーマの
質問になりますが、
教えてください。
よろしくお願いします。
A.
愛するあなた、
おはようございます。
あなたの好きな季節と
あなたの好きな
時間帯が持つエネルギーを
存分に楽しみながら、
今日も対話を
スタートしましょう。
宗教は信仰であり、
信仰はその人にとっての
強力な観念を
作り上げます。
その観念はその人の
対人関係や食べるもの、
結婚や子どもへの教え、
死生観など、
生活様式を
決定するほどの
影響力を持つものです。
それ故、宗教について
私から俯瞰した内容を
伝えるだけでも、
その強力な観念と
完全にぶつかり、
猛反発する人が数多く
出現することでしょう。
そして宗教は
あなたの言うように、
あまりに多種多様で
あるがゆえに、
それをひとくくりにして
伝えることはできません。
日本人であるあなたも
身近で知るように、
仏教と神道を
例にとっても
その考え方やあり方に
大きな差があるからです。
ですから今回はあくまで、
一般的に見た
宗教という観点で
伝えていくだけに
留まります。
ただ、それでもあえて
新しい時代になった今、
完全なる旧体質を持つ
宗教について
対話することは
意味のあることだと
感じますので、
今日はいつも以上に
フラットかつ
抽象度を高くして
伝えていきます。
世界的かつ歴史ある
強大な宗教には、
それぞれ開祖と呼ばれる
カリスマが存在します。
新興宗教などでは
教祖などと
呼ばれるものです。
また各国の文化や風土に
フィットした形での宗教が
古くから存在しています。
宗教がもたらす
ポジティブな面も
数多くあるにせよ、
どうして ”正しい教え”
とされる宗教で
ここまで人々は対立し、
争いや戦争が
絶えないのでしょうか。
宗教は端的に言えば、
支配のためのツールであり、
支配存在が
支配しやすくするために
流布していったものです。
信仰があるから
正しい行いをする一方で、
信仰があるから
争っているのは
紛れもない事実です。
宗教で言うところの
”神” という存在は、
そのほとんどが
支配存在を
意味しています。
人々は神に従い、
神を崇め、
神に罪を赦してもらい、
神のために
正しい行いをする。といった
”神” はつまり
彼らのことなのです。
本来、神という存在は
もっと大きな意味を
持っていますが、
宗教がある限り、
各宗教の
信仰対象どまりの
狭小な存在が
”神” ということに
なっています。
神を崇める下々の者は
いつも罪をおかし、
神から罰を受けています。
己の罪を悔い改め、
神に赦してもらうこと、
日々祈ることが
生きること。とまで
捉えているものもあり、
自分の存在そのものが
絶対的存在である
神の前では
愚かで劣っており、
罪深き者と
刷り込まれていますね。
宇宙にとって
すべての経験は尊く、
等しい価値を
持っているため、
宗教に左右される
人々の経験もまた
尊いものです。
ですが、
新しい時代になった今、
これら宗教の
元々ある意図を
知るタイミングに
来ています。
宇宙の法則として、
発したもの(与えたもの)が
返ってくるというものが
あります。
つまり自分の行いが
自分に返ってくる
法則です。
宗教の中にある善行
そのものを
否定するつもりは
ありませんが、
それが罰を受ける
恐れがあるゆえの
行動であるならば、
その必要なはいと言えます。
前回の対話で
支配存在の
洗脳ツールとしての
”情報” について
伝えましたが、
”宗教” もまた
支配存在の
洗脳ツールであるのです。
その証拠に
支配存在由来の宗教では
絶えず争っていること、
また新興宗教であっても、
その強力な洗脳から
カルト化しているものは
数多くあります。
つまり信仰を育てることは
洗脳であり支配なのです。
後半につづく
