対話メッセージ

思考過多の正体とは?

2024.06.24

対話メッセージ 思考過多の正体について

Q.
愛する魂さん、
教えてください。



いつも思考がうるさく、
騒がしい私がいます。


余計なことを思いめぐらせ、
あれこれ悩んだりすることで
頭がリラックスすることが
ありません。


この状態を脱するためには、
どうすれば良いのでしょうか。


教えてください。
お願いします。





A.
愛するあなた、
おはようございます。

今日も清々しい朝ですね。



今日の質問は、
「思考が騒がしく、
思考過多に陥っていること」
についてですね。


よく分かりました。


では今から、
もっとシンプルに
もっとすっきりとした感覚で
生きていくことを目的とした
対話をいたしましょう。



どうして
自分はいつも頭の中が
いっぱいなのだろうか?


その答えとなる
最初の一歩が、
以前の対話でも伝えた
「すべてを紙に書き出す」

というプロセスになります。



まず頭の中の
騒音となっているものを
思いつくまま
書き出してみましょう。


ポイントは思いつくまま、
スピーディーに
書き出すということ。



正解不正解はなく、
ただ自分の頭(もしくは心)の
中にあるものを
すべてぶちまけるイメージです。


Aさんに連絡、Bの予約、
手土産の準備、Cの修理、
Dさんとの関係がしんどい、
玉子とティッシュペーパーを買う
・・・といった具合に、
すべてを書き出していきます。



そして、次からのステップが
非常に重要となるのですが、
アウトプットしたものを眺め、

自分が
コントロールできるものと、
自分では
コントロールできないものに
分けていきます。



思考過多に陥っている
ほとんどの場合、
まず自分の重さの正体を
明確にして
把握していないこと。


そして、
自分のコントロール外のことを
なんとかしようと
抱え込んでいる
ことが
ほとんどです。



あくまで例えですが、
大げさでもなんでもなく、
多くの人は
明日の天気を自力で
どうにかしようと
しているのです。


契約がうまくいくか?
結婚できるか?

子どもが行事の日に
病気にならないか?
パートナーの仕事上の問題が
解決するか?などと、

自分のコントロール外のことを
あれこれ思い悩み、
それをどうにかしようと
しているのです。



そこで、
コントロールできるもの、
できないものを
はっきりと仕分けした後は、

自分が
コントロールできないものに
大きくバツでも書いて、

「これは自分のものではない」と
しっかりと明確に
自分から切り離してください。



考えすぎで
ストレスを感じる場合、
思考過多で
いつも重たい場合、

コントロール外のことを、
わざわざ自分の
コントロール内の部分に
引っ張り込んでいることが
よく見受けられます。



コントロール外のことは、
どれだけ近しい関係や
身内であっても、

ご縁や運などと呼ばれる
流れであったり、
宇宙(人によっては
神という存在)の範疇です。



コントロール外のことは、
「どうぞお任せします」
と放り投げて、


自分が
コントロールできることに
集中しましょう。



多くの意識を
コントロール外のことに取られ、
コントロール内のことが
おざなりになっていては
全くの無意味です。



もしくは、
コントロール外のことで
忙しい人というのは、
コントロール内のことを
しないがために、

または、
自分の本題に
向き合わないために、
わざと範疇外に
首を突っ込んでいるのでしょう。



もう一度言います。

あなたがすることは
自分のコントロール内の
ことだけです。


あなたがすることは
命の本題です。



逃げる口実に
コントロール外のことを
持ち出してはいないでしょうか。


ここを一度
見直してください。



さて
コントロール内のことに
目を向け、

契約のための
プレゼン資料を作る、
買い物リストを作る、
Aさんに連絡するなど、
作業レベルの
リストにしたら、

あとはそのリストに
日付を
書き込んでいきましょう。


作業レベルにまでしたら、
あとはスケジューリングです。


ここまで来れば、
あとはやるだけです。



対人関係でしんどい場合は、
問題があるのは相手ではなく、
自分です。

相手をどうにかしようとするのは
立派なコントロール外のことです。


コントロールできるのは
自分だけという基本に立ち、

相手を見るのではなく、
自分の中にある
思い込みや先入観を
見直してください。

もちろんパワハラなどを
受けている場合は、
それに対処する行動を
取ることです。



そして厳しいことを
言うようですが、

コントロール外に思い悩み、
コントロール内の作業が
おざなりになる
最大の理由が、

あなたが自分の命に
向き合っていないからであり、
向き合わないことで
暇だからです。



自分のコントロール内のことで
行動し続ける人、
または、

自分の命を
最大限に生かしている人に
コントロール外のことで
思い悩む暇はありません。



やるべきことが多すぎると
言っている人の中には、
コントロール外のこと、

例えば他人の問題を
解決しようとしたり、
やらなくていいことにまで
手を出している場合があります。



いつもの基本に戻りますが、
そもそもこの世界には
あなた以外は
存在しないのですから、

他人へのお節介や
干渉をしている
暇はありません。


見るべきこと、
やるべきことは、
いつでも自分のことです。


やるべきことをしましょう。

そのためにまずは
アウトプットすること。
そして仕分けです。



思考過多と言うとき、
あなたは
コントロール外のことを
コントロール内に
納めようとしているからであり、
あなたの命を目一杯に
生きていないからです。


どうぞシンプルにすっきりと
自分がコントロールできる行動を
存分に楽しんでください。



愛していますよ、心から。

それではまた
お会いしましょう。

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