実践レポート
「自分とのつながりを阻むもの・代表的な5つの罠」 実践レポート② 意識をつくる食について
2024.02.27
今日は前回のつづき、
実践レポート②を
書きたいと思います。
改めてご紹介しますが、
「自分回帰を阻む代表的な5つの罠」
の対話の中で、
魂さんは、
この5つの正体を
1.テレビ
2.情報
3.食
4.スマホ
5.信仰
と紹介しています。
今回の実践レポート②では、
3.食について
書いていきたいと思います。
4.スマホについては、
次の対話にて、
スマホに限定して
対話していますので、
その後に実践レポートを
書こうと思っています。
このレポートをシェアする前に
ひと言
お伝えしたいことがあります。
今回、食事療法ついての
限定的なキーワードを
いくつか紹介していますが、
食事はその人それぞれの
体質にもより、
非常にパーソナルなものです。
今回の体験はあくまで、
私個人の体験になりますので、
万人に効果があり、
おすすめします。
というものではありません。
その点、ご了承ください。
ただシンプルに食に関する
面白い体験をしたので
ご紹介します。
私の場合、
4年前にグルテンフリーを
スタートしたことが、
根本的に食を見直す
大きな転機となりました。
※グルテンフリー:
小麦に含まれるタンパク質である
グルテン、
いわゆる小麦タンパクを
摂取しない食生活のこと。
私は好奇心旺盛で
実験好きという個性もあって、
結婚した当初、
あらゆる食事療法を
試していくという
時期がありました。
3ヶ月ずつ
新しい食事療法を
試していくことを繰り返し、
その食事が
自分に合っているのか?
と実験してきました。
今思えば、
それにつき合ってくれた
夫の理解には
感謝しかありません。
グルテンフリーに関しては、
たまたま書店で
見かけた本をきっかけに、
またいつものように
「これを試してみたい!」
という好奇心満載の気持ちになり、
その日を境に
とりあえず2週間、
主食となるような
大きな小麦をカットしました。
私たち夫婦にはおなじみの
食事療法の実験ですので、
そのときも軽い気持ちで
スタートしました。
「グルテンフリーに
チャレンジしたい!」
と伝えたその日のうちに、
夫が家にストックしてあった
小麦製品(ラーメンやパスタなど)を
箱につめ
寄付しに行ってくれたことを
覚えています。
軽い気持ちでスタートした
このチャレンジだったのですが、
結果、驚いたことに
家族全員のプチ不調が
激変するという、
体質改善には
過去最高に効果のある
食事療法になったのです。
夫が
「これは今までの
(食事療法の)中で
一番インパクトがあった」
と言ったのは
今でも忘れられません。
私が行っているグルテンフリーは、
大きな小麦、
いわゆる主食の小麦を
カットするだけですので、
厳密なものではなく、
揚げ物系の衣、
週に1度くらいは
口にする小さなクッキー、
お醤油の材料である
小麦などはOKとした、
ゆるいものでした。
そんなゆるいグルテンフリーを
数ヶ月続けていたある日、
私は久々に会う友人と
朝お茶をしに行くことになりました。
そこはパン屋を
併設しているカフェで、
毎朝工房で焼いたパンを
食べさせてくれるカフェだったので、
トーストを2分の1枚、
おいしくいただきました。
久しぶりに口にするトーストは
とても美味しく、幸せで、
会話も楽しく
最高の時間を過ごしました。
しかし、友人と別れた直後に
異変に気がついたのです。
明らかに
感覚がおかしいのです。
アレルギー反応のような、
かゆみや鼻水が出る
といったものではなく、
意識にもやがかかったような、
ふわーっと重たい、
何ともいえない感覚がありました。
何?このぼわっとした感覚は?
とびっくりしたことを
覚えています。
食が及ぼす影響を、
体ではっきりと
味わった体験でした。
この意識の濁りといったら
なかったのです。
居心地が悪く、
とにかく
”ぼわぼわ” するのです。
かつての私は、
グルテンを普通に摂取しており、
プチ不調は
いくつか抱えながらも、
それが私の体質、
そういう年齢と
片づけてきましたが、
あの頃の自分は
こんなに意識が
曇っていたんだと
知ったのです。
対話の中で、魂さんが
「肉体とそれにつながる感覚を
鈍化させます」
と言っている意味が、
この体験を通じて、
心底理解できました。
このもやがかかったような、
ぼわぼわとした意識で、
私は生活し、選択し、
対話していたかと思うと、
「精度を上げる一番の方法は
食事の質を見直すこと」
と魂さんが言った意味が
よく分かります。
この体験のおかげで、
食事の質を見直すことは、
グルテンフリーだけではないと
強く感じ、
その後、私は
カゼインフリー、
できる範囲での
シュガーフリー、
糖質制限、
調味料に気を配る、
GMO(遺伝子組換え作物)に
気をつけるなど、
あくまで
ゆるい範囲ではありますが、
自分の精度アップのために
色々実践しています。
カフェイン中毒、
糖質中毒、
辛いもの(刺激物)中毒、
アルコール中毒、
グルテン中毒、
カゼイン中毒など、
食にまつわる
中毒症状はつまり、
自分の感覚を鈍化させる罠
そのものなのかも知れません。
対話の精度を上げるためにも、
直感や選択、
暮らしにおける
すべての質を上げるためにも、
肉体とそれを作る
食を見直すことは
今や私にとって
大切なテーマとなりました。
テーマといっても
重苦しいものではなく、
食を見直すことは
決して苦行ではなく、
私にとって
試していくことは
楽しくて仕方ないことです。
変化を感じられたら
もっと楽しくなり、
ついついやってしまうことです。
そんな自分の個性は、
これからも
活かしていこうと思います。
次回は5つ目の罠である
”信仰” について
書いていきたいと思います。
今日も読んでくれて、
ありがとうございます。